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2018年5月4日、ユネスコは「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を世界遺産に登録するよう勧告しました。

先々代が仏像コレクターであった旧家の土蔵から出てまいりました。伊万里の元禄人形、陶製観音菩薩を転用したマリア様です。背後に銀を塗って十字架を描いています。全高約9.3cm。実際に手に取ると、息を呑むような神々しさがあります。詳しい方のお話では、昭和20年代まで長崎県島原地方でマリア観音として信仰されていたものとのことです。確かに明治初頭にキリスト教は解禁されましたが、村社会で公然と信仰するのは非常に難しく、終戦後しばらくの間まで「隠れキリシタン」が存在したことは周知の事実です。かなり説得力のある説であると思います。この像には代を継いで信仰の火をともし続けた貧しい農民の魂の叫びが感じられます。もちろん私自身が作像・信仰の場面を見たわけではありませんので「本物保証」などと軽々しく断定することはできませんが、歴史に対する限りない夢とロマンをかきたてる一品ではあります。作品の価値をそこねるようなダメージありませんが、長年の使用によるスレやヨゴレが絶対にないとまでは断言できかねます。歴史の荒波を生きてきた本作品を格差社会を勝ち抜く縁起物として入手されてはいかがでしょうか。自己紹介欄にオークション休業日を記載させていただいております。お手数とは存じますが、ご入札前にお読みいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。
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